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1着なのにライバルの背中見てゴールって不思議な感覚!

はじめまして。近大ボート部唯一の女子部員、2年の清水です。

今シーズンの応援ありがとうございました。

何も分からないまま出場したインカレではレース毎に並べた選手達から色んなことを学び7位入賞することができました。約1年前にボートを始めた時には信じられなかった景色をたくさん見させて頂きました。

私は普段自分で考えたメニューを1人で練習しており、モチベーションを保つことに苦労します。 学校とバイトの間にエルゴを回しに行くのは毎日の作業と化さないと継続が難しいです。体や 気持ちがきつくても大丈夫と自分に言い聞かせてアクセルを踏み続けないと1度緩めてしまったら戻って来れない気がしてしまうんです。練習の質が私自身の取り組み方変わってしまうのでなるべく気持ちをフラットに保とうと努力していました。私は自分が決めたことを最後までできなかった時が1番悔しいと感じます。

でも気持ちが落ち込んだり怪我をしたり、未熟な私は1人では解決できないことも多くありました。 楽しそうと思って始めたボートですが正直孤独でやめようかと思うこともたくさんありました。

ここまで続けてこれたのは私以上に私の可能性を信じて「できるできる」と言ってくれる家族、友達、そしてありがたいことに今シーズン出会えた方々の存在です。

インカレの時、「ひまりちゃん頑張って!」とたくさん応援して頂き本当に嬉しかったです。OBの方々はじめ、他大学の学生のみなさん、監督方、マスターズの方々、いつも支えてくださり本当にありがとうございます。ずっと1番近くで応援してくれている家族も含め、私は多くの方々のおかげで競技ができています。

レースで使える艇がなくて貸してくださった方、他大学でしかも初心者の私に真摯にアドバイスをくださる方、そして毎日のようにLINEしたり毎週のように会う友達もできました。いつも助けて頂いてばかりで申し訳ないのですが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。支えて下さる方々に笑顔で漕ぎ切る姿を見て頂きたくて普段お会いできない分結果を出したい気持ちが大きいです。

また、環境や未経験を知らず知らずのうちに気持ちのハードルにせず、その時できることを頑張ったら全国でも戦えるということを部員に気付いて欲しくて頑張っていました。確かに他大学さんと比べると近大は恵まれてるとは言えない環境です。でも与えてもらったものの中で最高級品に自分で仕上げる。そしたら同じ国にいるんだからそんなに大差でないはずって思ってやってます。女子部員1人で部のために私ができることは少ないですが、私の姿を見て何か感じてくれたら嬉しいです。

もうすぐ成人式があります!ずっと楽しみにしてたのに近付いてくるとヘアメイクだったりドレスだったり考えることが多くて面倒になっちゃうことってありますよね笑 私は3歳から顔が変わらないので久しぶりに会う友達もすぐに分かってくれると思います笑